Lure Retriever 最終更新2000年8月

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池や川に残されるルアー
  2千万とも3千万ともいわれる日本の釣り人口の大半を占めるのはバスフィッシングでしょう。平日に近くの河川敷を散歩すれば、岸辺のそこここに引っ掛ったルアーが見つかります。川の中にはその何十倍かの数のルアーとラインが根掛かりしたまま残されているのです。もちろん、わざと根掛かりさせたルアーは1個もないでしょう。無くした本人が一番ショックなのです。
  根掛かりしても回収できれば良いわけです。最近は、重り式の回収器が店で売られていますが、回収器を重さによって進ませる方式なので、使える条件が限られ、回収率が低いのです。とくに岸釣りでの回収率は低いものです。
自走式ルアー回収器
 写真は単三電池2本でプロペラで推進する自走式の回収器です。94年に完成してから数年間、毎回バス釣りには携行し、便利で手放せません。回収率は90パーセント以上です。この回収器がポケットにあると、積極的なバスフィッシングが出来るのです。

こんな風に使います
 根掛かりしたら、このルアー回収器を前後2カ所にあるガイドを使ってラインに取り付けます。モーターのスイッチを入れ、ラインをピンと張って送り出します。回収器の比重は水とほぼ同じに作ってあります。ラインに沿って水中に突入すると、回収器はプロペラの推力によって2m/sていどの速度で進み、ルアーに達します。

@この時、根掛かりルアーの2割程度は、ラインをゆるめただけで、はずれます。到着した回収器が今までと逆方向にルアーを引くためです。
A残り8割の場合は、到着後、回収ロープをコツンと引きます。だいたいは、この1回で回収器のフックがルアーのアイやスプリットリング等にロックします。ロックに失敗しても、2回3回とやると、ロックします。
Bロープを強く引いて根掛かりを解消し、ラインとロープが絡まないようにラインを巻き取ります。

初期モデル1
これは重さで進む簡易型の回収器。電池切れの時には今でもタックルボックスから取り出される。市販品とはフックの方式が違うので、これでも市販品より回収率は高い。

初期モデル2
単五電池2個を電源にした、手のひらサイズ。写真ではフックのアセンブリーを外していますが、下の単三タイプと共通のものを使います。小型でポケットに入れやすい。が、推進力がやや弱い。

完成モデル
これは単三電池2個の3ボルトタイプ。ボディーはバルサにウレタンコーティングしたもの。プロペラのついた赤い部分がモーター部。金網でカバーし、巻き込みを防止しています。

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制作・著作:小林 義行 2000年8月