ジャンピング・ミニ(Jumping-Boad)の作り方 

2002年11月20日小林義行  2004年3月28日更新

☆全体の組み立て図    

寸法はあくまで一例です。色々と試してみましょう。
指サックや薄手のゴム手袋を使った時の側面図

 

☆ディスプレーサの内部

口径18〜24mmのガラス試験管を切断して使います。

中に入れるゴム栓はスチールウールのストッパーです。指サック等を使う場合は右図のようにストッパーをギリギリに下げます。

ルーターを使う試験管の切り方とスチールウールの作り方については
ベローズ式と同じです。
 こちら を参照して下さい。

ゴム風船は輪ゴムで止めますが空気のもれが少しでもないように、きつく輪ゴムをかけましょう。加熱すると中身の空気が膨張することを考え、左図のようにへこませて空気の量をやや少なくして密封します。

指サックやゴム手袋を使う場合も同様です。

 

☆放熱器 兼 振動アーム

振動アームが横揺れするとエンジンが上手く作動しません。

底板に当たる部分(30mmはば)はなるべく広くした方が良いでしょう。底板がやわらかいバルサの場合、まずプラ板などを接着してバルサの表面を補強し、その上に取り付けるのも良いでしょう。

 

☆振動アームはこのように止めます

3はエンジンを底板に適度に押し付けるためのバネです。振動アームに接着せず、4のテープで押さえるだけです。

この板バネの強さは走らせて調整しましょう。

バネを強くすると振動が速くなりますが、底板が持ち上がりやすく振動が続かなくなることがあります。その場合、底板の後ろの方におもりを接着して調整することもできます。

 

☆滑って進まない時は

床がつるつると滑り前進できない場合ビニルテープやエチケットブラシ、ゴムシートなどの滑り止めをこの位置に貼ると良いでしょう。

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